【悲報】オマーンでドローン差し押さえられた【回収可能】

 

終わった

 

 

差し押さえられた

 

 

オマーンで、人生で初めて財産差し押さえられた

 

自分は法律を守るのが比較的好きだ。脱税はしたことない。会社員で脱税するのは無理だけど。

動産、不動産を差し押さえられたことはない。

 

そう、その日までは

 

 

オマーン

 

オマーンは絶対君主制で、ドローン禁止である。

まず絶対君主 – Absolute monarchy ってなんやねん笑笑という感じだ。気にしたら負けだ。

 

今回Salam air というオマーンのLCCを利用した。

 

マスカット空港はとても綺麗で、混雑がなく使いやすい。

 

入国も出国ともに前に1人しか並んでいない状態であり、快適な空港だ。

 

入国時は訪問国63カ国目であり、いえーいとなっていた。

荷物のスキャンを終わらせたその時

 

「Do you have drone?」

yeah.. 

 

 

オワタ

 

税関特別対応

 

カーキ色の服を着た空港警察は軍隊を思い起こさせる風貌だ。彼はCTスキャンみたいなのをしていた。その職員に税関へ連れて行かれた。

 

引き継いだ男はいかにもアラブな白装束

有象無象、下々の愚民とは一線を期する気品漂う装束かっこよすぎる。

 

俺は生まれ変わったら極東の貧困層ではなく、石油王に生まれたい。

 

 

これが俺の人生初差し押さえ書類。

Record ID などとかかれており差し押さえ感がある。

書類によると2ヶ月放置したら捨てられるらしい。

 

「出国する時に交換できる」とのこと。

飛行機出発2時間前に来いと言っていた。

 

 

探索

 

どこで受け取ればいいかは説明してくれなかった。

 

税関の事務所は、1階の端の方にあるらしいことを確認。

航空会社の荷物クレームの事務所の中?なのか

 

受取

 

青矢印は制限区域内

観光をした後、空港1階の到着エリアへ行く。

税関らしきブース(地図左の四角い部屋)に誰も居ない。カウンターにある電話がおいてある。その電話をかけると「担当者は俺ではない」らしい。周囲の航空会社?クレーム係も、あっちだといっている。

 

彼ら曰く、手前のドア(図面の赤矢印)で良いという。

ドアにはDo not enterと書いてある。

 

Do not enterと書いてあるドアに入る。

鍵はかかっていなかった。

 

すると職員向けの手荷物と人間スキャンのブースだった。そこで待てと言われ5分程度で管理区域へ。

 

管理区域の通路を通り、入国の税関エリアに戻ってきた。

結局、差し押さえられたのと全く同じ窓口(図面のТаможняの場所)だった。

 

 

破壊、窃盗、賄賂はなし

 

差し押さえられた時、電池とSDカードを抜き忘れた。SDくらいは盗られても仕方ないかなと思ったら、そのようなアフリカでありそうな野蛮(決めつけ)行為はなかった。

 

疑ってごめんなさい。

 

返却時に「保管料」の請求もなく、0リヤルらしい。自称保管料(つまり賄賂)もなかった

オマーン人の、プロフェッショナルな仕事ぶりに感動した。

 

疑ってごめんなさい。

 

そういうことやるのはイランいやなんでもない

 

 

書類を貼るために肩掛け紐にホチキスが残ってたが、その程度は気にしたら行けない。

最後は出国エリアまで軍服風の空港警察に付き添われて終わった。

 

 

結論

 

  • オマーンのドローン禁止はガチ
  • Detain されるが、賄賂、保管料の請求はなく戻ってくる
  • 受取場所へ行くのが難しい。間違って出国エリアに行ってしまわないように
  • スルーバッゲージにすれば問題なし

 

筆者の場合はバンコク→シーラズ、Salam Airを利用した。

 

オマーン観光

 

ドローンを差し押さえられるという犠牲を払って(戻ってきたけど)観光してきた。

空港から出ると、6時間観光120ドルや100ドルと客引きが居るが、オマーン人は強引な雰囲気はない。

そのタクシー運転手はGrand Mosqueは休業日なのにGrand Mosqueを観光ルートに入れてたのは不誠実だがよくあることだ。

 

筆者は路線バスに乗車した。路線バスは0.300 ~ 1/2 オマーンリヤルである (120〜200円)

 

 

有名な城、ぼったくり価格3オマーンリヤル(1200円)

オマーン人は1オマーンリヤル(400円)

400円でも見る価値は無い。

 

バザール

 

客引きが凄まじい。ひとりは日本語で客引きしてくるレベルだ。かつて日本が産油国を凌駕する金持ちだったのを実感する。

 

現在は観光客はほぼ白人。やはりフランス領だった歴史が、ヨーロッパとの関連性があるかな。

自分の地域とゆかりがあると、やはり行きたくなるものだろう。

 

ハイキングコース

 

こちらは無料で、人が少なく楽しかった。

すれ違ったのは2カップルだけだった。

 

樹木はほぼない荒れた岩なのに、どこからともなく水が湧き出て小さな川になっていた。ところどころ水が滞留していた。

水は綺麗だった。泳ごうと思えば、全裸で泳げる大きさの小池もある。

 

 

レストラン

 

後述するがインド人と行った。

自分では見つけられなかったのでラッキー

 

  • チキンカレー0.9オマーンリヤル
  • コーヒー0.2
  • チャイ0.1

 

安価で良かった。

 

オマーンの通貨と物価について

 

オマーンリヤルは、通貨単位がドルより高い。

1オマーンリヤル=400円

コペイカ枠の単位は「バイザ」である。「500バイザ」ではなく1/2と書かれている。

表はアラブ文字、裏はラテン文字で統一しており、デザインセンスを感じる。

 

  • 500cc水40円(100バイザ)
  • アイス 屋さん 120円(300バイザ)
  • バス 120円〜200円(300〜1/2バイザ)

 

英語は通じる

 

行ったのは首都のみであり、断言はできないが、タイの30倍、ベトナムの50倍くらい英語通じた気がする。

理由としては首都であることの他にインド人の出稼ぎが多いことがあるだろう。

話した範囲だがオマーン人の教育レベルも高い気がした。

 

インド人の出稼ぎが多い

 

バスの支払いに、ATMで出た10オマーンリヤル(4000円)が使えるか心配だった。

話しかけた男がインド人で、その時建て替えて払ってくれた。

 

終点で先程のレストランに行き、食事代で釣り銭を作って返した。

後でバス内の様子を見てみると、10オマーンリヤル = 4000円でも釣り銭をくれるらしい。

 

太ったインド人

 

筆者はハイキングコースを探検した。

コースのおわりに、儲かってなさそうなアイス屋があった。そこも店員はインド人だった。

110kgくらいあって問題があるから痩せる方法をアドバイスしてくれと彼は言ったがそんな事言われても困る。

 

 

それと、カローラで乗り付けて写真を撮ってくれと言ってきた2人組の片方はなぜかタイ人だった

2014年には43%は移民だったとのこと。

 

 

 

 

 

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